月野の妄想考察ブログ

特撮やアニメやゲームの感想、考察などを行うブログ。

GOD機関についての妄想考察

※知りうる限りの公式設定と、妄想を交えた考察です。

今回はGOD機関について。

 

GODとは高度経済成長によって急激に力をつけた日本をけん制するために大国同士が手を組んだ組織であるらしい。後にデルザー大首領はGODも自らが指揮する勢力だったように語っていて矛盾が生じるけど、恐らくは大国同士の仲を取り持ったのが大首領であり、色々な依頼を受けて実行するのがGOD機関なんじゃないかと思う。何故GOD総司令=大首領がそんな事をしていたのかというと、恐らくは活動資金の問題。

デストロンの妄想考察2でも語ったとおり、機械合成怪人というのは再生怪人にするのもためらうくらいコストのかかるものだった。けどその分性能も高かった。Xライダーを破ったアキレスもまた足にジェットローラーを装備していた事を考えると、怪人に機械を合成するというのがこの時代一番性能が高い形であったはず。そういった怪人を製造するための資金集めとして大首領は大国を利用したのだと思う。でも神話怪人達は次々新たな仮面ライダーであるXに倒され、最高傑作であるはずのアポロガイストでさえ破れてしまった。この辺で大国はもうGODに見切りつけていたんだと思う。

 

後半現れたキングダーク=呪博士は恐らくショッカーやデストロンの大幹部と同格の存在であったのだと思う。この時期からGODは日本どうこうっていうよりもRS装置の設計図を奪う事を最優先にしているし、描写はないけど呪博士は大国の意向ではなく大首領の直接の指示を受けて行動していたのだと思う。資金集めて機械合成怪人を作るよりも手っ取り早く仮面ライダーを倒せる装置が手に入るのだからその方が効率いいだろうし、邪魔者さえいなければ世界征服も簡単だし。

しかし結果的にRS装置は奪えず悪人軍団も全滅、GODの最終兵器であるキングダークも破壊されてしまった。もしかしたら日本のどこかにゲルショッカーデストロンの時みたいな大首領の分身が潜んでいたのかもしれないけど、最終決戦で姿を見せなかった2号とV3がそれを倒したりなんてこともあったのかもしれない。多少海外に戦力残ってそうだったショッカーやデストロンとは違い、GODはこの時完全に消滅したのだろう。