月野の妄想考察ブログ

特撮やアニメやゲームの感想、考察などを行うブログ。

デストロンについての妄想考察2

※知りうる限りの公式設定と、妄想を交えた考察です。

 

以前デストロンドクトルGがやられた時点でほぼ壊滅していた、という妄想考察をしたけど、 最近V3を久々に見て改めてそうだと感じた点。

それはギラードガンマという毒ガスによって日本全滅作戦を実行しようとした時、他のデストロン大幹部を呼び寄せるのではなくわざわざショッカーとゲルショッカーの大幹部を復活させているところ。つまり他の結託部族の大幹部よりも、一度敗北した4人の方が信頼できると大首領は考えていた。この時点でもうその後に出てきた3人の結託部族の長達はあまり期待されていなかったといえると思う。

 

大幹部はまだしも、旧式とも言えるショッカーやゲルショッカーの怪人を再生していた。普通に考えれば最新型のデストロン怪人を再生させてそれぞれの手ごまとして使わせた方がいい。4大幹部は毎週毎週新型の怪人を作って指揮していたのだから今更新たな怪人を配下にしたところで戸惑う事等ないはず。何故そうしなかったのか。

それは恐らく機械合成怪人は新規で製造するにしても再生するにしてもかなりのコストがかかるからだと思う。映画を除いて、V3作中で機械合成怪人が再生された事はなかったはず(ナイフアルマジロは例外として)。

そして機械合成怪人というのは恐らく日本でしか製造してない……というより出来ないものだったのだろう。デストロンハンターが製造工場を破壊した時にその製法、もしくはその手術ができる研究員が全滅してしまった結果それは失われてしまったのだと思う。

恐らく結城丈二が作り出したカセットアームは機械合成怪人の装備していた武器の発展型で、彼がもし大幹部となっていたら次々と高性能な新機械合成怪人が産まれていたのだと思う。そう考えるとライダーマンという敵を作り出しただけじゃなく強力な怪人達が産まれてくる可能性すら奪ったヨロイ元帥の罪はかなり大きいのではないだろうか。