月野の妄想考察ブログ

特撮やアニメやゲームの感想、考察などを行うブログ。

デストロンについての妄想考察

 ※知りうる限りの公式設定と妄想を交えた考察です。

今回はデストロンという組織について。

 

ショッカー、ゲルショッカーが壊滅した最大の原因はダブルライダーにあった。同じ失敗を繰り返さないためにもデストロン首領は仮面ライダー抹殺を最大の目的としていたと思う。カメバズーカに爆弾が内臓されていたのも東京都がどうこうっていうよりは仮面ライダーを確実に始末するためであったと思う。もくろみ通りダブルライダーは始末できた(と思ってた)。

残るは忘れ形見ともいえるV3だけ。最後の障壁を取り除くためにデストロン首領は最新型の怪人である機械合成怪人とそれを統率するドクトルGを送り込んだ。でもV3の前に怪人達は次々敗れ去り作戦もことごとく失敗、最終的に機械合成怪人製造工場が破壊されドクトルGも敗れ去ってしまった。

恐らくこの時点でデストロンという組織は9割壊滅していたのではないかと思う。この後出てきた大幹部はみんな結託部族の長ばかり。恐らく純粋にデストロン直属の大幹部であったのはドクトルGだけであり、純粋なデストロン怪人といえるのは機械合成怪人だけであったのだと思う。本来首領はこの戦力だけで日本を占領できるという計算があったのだろうけど上手くいかなかった。

やむを得ず首領は、他の地域で活動していた、恐らくはショッカー怪人とほぼ同じ方法で改造されてるであろう旧型ともいえる怪人達で構成されてる小規模の組織を頼らざるを得なくなってしまった。だから最初から成果にはそれほど期待していなかったのではないかと思う、上手くいけばラッキー的な。

 

ヨロイ元帥が結城を目の敵にしていたのは、ただその才能を妬んでいただけではなく、結城がドクトルGに代わりデストロン直属の大幹部となる事を恐れていたのかもしれない。もしそうなれば外様のヨロイ元帥は追い出されるか配下になるしかない。だから裏切り者の汚名をかぶせて抹殺しようとした。結城はタイホウバッファローを作り出したみたいな設定もあるし、首領は機械合成怪人ひいてはデストロンという組織そのものの復権を果たそうとしていたのかもしれない。そもそもカセットアーム自体機械合成怪人のために作られたものっぽい機能だし。

まだ世界中に結託部族は残っていたんだろうけど、キバツバサヨロイと同等かそれ以下のものしか残っていなかったため首領はデストロンに見切りをつけ、組織は壊滅。V3やダブルライダー、生きてたライダーマンはGODが日本で活動している間はそういった残った結託部族達を壊滅させるため活躍していたんじゃないかと思う。