月野の妄想考察ブログ

特撮やアニメやゲームの感想、考察などを行うブログ。

ゴルゴムについての妄想考察

 

※知りうる限りの公式設定と、自分の妄想を交えた考察です

今回はゴルゴムという組織の目的について。

 

まずゴルゴムとはなんなのか。

語られているのは人類の文明を破壊し怪人だけの世界を作ろうとしている組織。

何故そんな事をしようとしているのか。

結論から言ってしまうと、ゴルゴムというのは水、地、風のエルロード達の息がかかった組織であり、ゴルゴムの怪人となり得る一部の優秀な人間を除き、全ての人類とその文明を破壊し、自分達ロード怪人(天使)とそれに限りなく近い姿をした生命体であるゴルゴム怪人達だけが住む楽園を築こうとしていたのではないだろうか。ゴルゴム3神官は天、海、地という三つの石を持っていたけど、それもエルロード達の力が宿っていたりなんらかの関係性があるのかもしれない。

 

創世王というのは本来、不在となった闇の力に代わって地球上の生物のバランスをとるべき存在であったのかもしれない。しかしゴルゴムは5万年前に一度人類を滅ぼしかけたらしい。恐らくは人類が必要以上に力を持ちまた自分達に牙をむく事を恐れたエルロード達が、自分達の思想に共感する世紀王を選び出して王座につくように仕向けたのかもしれない。ただ滅ぼしきれなかった、という事はなんらかの形で闇の力の横やりがはいってしまったのかもしれない。

その時の創世王とブラックが戦った創世王が同一人物かはわからないけど、少なくとも人類を滅ぼし怪人だけの楽園を築こうとしていたのは確か。創世王は寿命が尽きそうな事にやたらと焦っていたけど、それは近々アギトの力に覚醒する人間が現れる事を予見していたからかもしれない。アギトの力を持った人間が現れた時、闇の力は自身が復活するようにしていたらしい。闇の力は人類を愛しているから、いかに創世王といえども彼が復活してしまったらもう手は出せない、だから急いで後継者を選び出し、その者に自分達の悲願を達成させようと慌てていたのかもしれない。

 

結果的にゴルゴムは滅び、その直後にやってきた、恐らくはロード怪人達が総出で迎え撃っていたとしてもタダですまないであろう相手、歴代でも最大最強勢力であろうクライシス帝国までもが仮面ライダー達に倒されてしまった。彼等と戦えばかつての人類との戦争の時のように大きな被害が出るかもしれないし、下手をしたら全滅すらしてしまうかもしれない。もう打つ手なしと諦め、おとなしく闇の力が復活するその時まで姿を消した。その時ゴルゴム、すなわちエルロード達の理想の世界への夢も消え去ってしまったのかもしれない。